このえっちな夢を見ちゃったベン
http://incerta.tsuyushiba.com/has%20fallen/president%20has%20fallen
の続きっぽいやつ
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
この一連の出来事はベンがマイクとの情事を夢で見てしまい、それが本人にバレてしまった件から端を発している。今夜を楽しみにしていろ、その言葉通り何をどうしたのかマイクは合衆国大統領の主寝室に押し入り、その主人に不貞を働いている。そし てその主人に対し腹を立てている。それというのも勤務中に大統領命令で食べさせられたゼリーに媚薬が混ぜられていたのだ。それによる化学反応も有り、ベンに音を立て、遺憾ながらむしゃぶりついている。
「おい、ッは、ベン、俺に何を盛ったんだ、言えよ」
獣じみたギラギラと緑に光る瞳でベンを尋問する。
「……っ、わたしは、ただきみがやりやすくなるかと、っふ、思って」
青空を集めたような眼を細めて弁解するベンに、マイクは知らないからな、と吐き捨て総てを喰らい尽くすような口づけをした。
「こんなことをして、あんた処女だろ、酷くされると思わなかったのか」
バツバツと釦を弾きシャツを剥きながら肩に噛み付いてマイクは唸る。しかしベンは艶然と微笑んで嘯く。
「きみが、わたしに、ひどいことができるのかい?」
「っ、……覚悟しとくんだな」
憎まれ口を叩くと、少ない灯りに晒されて光に浮かぶベンの肩を齧り乱暴に彼のスラックスと下着を剥いだ。いたいけに赤く腫れたベンの性器は頭を擡げかけており、マイクは思わず生唾を飲んだ。それから自分の性的魅力がベンに充分に効いていることににやついて、ベッドに投げ出されたままのベンの両手を取り前を開いたシャツを羽織っただけの鍛え上げた自らの身体に這わせる。
「これは今、全部あんたのもんだ」
ベンは堪らず艶のある溜息をついた。それを聞いたマイクは唇を舐めあげると、そのままそのベンの文人らしい手を自らの雄まで誘導する。
「薬のせいだけじゃないぜ、アンタにブチ込みたくてこうなってる」
ベンは赤黒く怒張したそれを震える手でそっと握る。そして小さく息を詰める。
「ど、どうすれば……」
潤んだ眼で見上げられ、マイクはクラクラする頭を叱咤激励してベンの手を握り、そのベンの美しい手に包まれた己の肉棒にローションを垂らし、自分の手を重ね彼の手を上下させる。
「一回、ヌいてくれ、は、ベン……。でなきゃ、ふッ、あんたを抱き殺しちまう」
はっ、と小さく息を吐きベンは覚悟して手をゆるゆると上下させ始める。そうしているとマイクの吐息が甘くなり、眉を顰めて快感を得ている事がはっきりと分かる様になった。この夜の獣みたいな美しい男に、自分は抱かれるのだ。そう実感するとベンの身体中の血液が頭に集まり、興奮で眼に涙が滲む。小さく唾液を飲み込むと、その首に柔く噛みつかれる。
「は……いいぜ、ぁあ……ベン、上手だ」
褒めるように頬にキスをしてやると薄い頬の皮膚を桃色に染めて顔を背ける。それに構わずマイクは腰を振り、絶頂を迎えた自分の精液がベンの柔らかな下腹部を叩くのを見る。それを指ですくいベンの後孔に精液まみれの指を這わせた。
「っん……は、これは、流石に、不敬じゃないの、か」
マイクはべろりと大統領閣下の唇を舐めて言う。
「だが、アンタの望む総てを与えてやるぜ」
そう言ってマイクは汚れた指でベンの秘部を無遠慮に皺を伸ばすように撫で回す。
「どうして欲しい、ベン」
「ぁア、……マイク……!ッは、ぁ……ひ、ぅ、きみの、すきに、してくれ……」
「仰せの通りに」
そうマイクは大仰に言うと従順なベンの震える内腿を撫で、キスを落としながら、大きく開かせる。そしてベンの狭穴にローションが溢れる程注ぎ込んだ。ベンは震えながら悲鳴のような息を吐くしかできなかった。
「指、入れるぞ」
「ぅ、ああっ!や、マイク、……ンぅ!!」
ベンの訴えに応えて少しでも楽にしてやろうとマイクはその喘ぎっぱなしの口にキスをして、すべらかなベンの舌を長いそれで絡め取るように翻弄する。
「んぅ、んっ……は、ぁ、ダメ、だめだまいく……」
「嫌か」
「そうじゃな、こん、ふ、こん、な、こんな、はぁっ……んぅ」
確かに、それはただの性欲処理では済まないような口付けだった。しかし今の二人に止められようもなく、甘いリップ音とぐちぐちと淫らな水音が口内を侵す。その音と快感でベンの秘部も緩み、マイクの指を受け入れて中がうねるように誘う。その誘いに乗ったマイクはベンの腰の下に枕を入れ、白く引き締まった両脚を肩に乗せ陰茎を擦りあげる。そしてお互いの雄にゴムをつける。清廉潔白な大統領の寝台が精液塗れではまずい。マイクはそう考えをなんとか巡らせたのだった。
「ベン、ほらしっかり見て、感じるんだ……あんたのその綺麗な腹が俺のでいっぱいになってくのが夢じゃないってな」
小さく悲鳴を上げたベンはマイク自身をズ、ぐちゅ、といやらしい音を立て自らの体内に受け入れているのを見て目眩がした。ぎゅと目を閉じ羞恥と苦しさを耐えているベンにマイクがその柔らかな枯草色の体毛に守られた下腹部を撫で、甘い声で命令する。
「ベン、しっかり見てろ」
「ゃ、あ……まいく……」
「は、動くぞ」
「……っ!?はぁッ!あ!や、なに、ぅ、ふっ……あ!」
「ふ、ふっ、ベン、アンタ最高だ」
突然深くまで穿たれ、その余りの衝撃にベンは声が上擦る。
「ヒッ!ぅ、や、や、あ!は!あっや、っひ!マイク、まい……ッ!やだぁ!熱い!!あっあっあッ!!」
「はっ、はっ、はっ!ベン、ベン…………!!」
激しく突かれ嬌声が止まらない。マイクに翻弄されるままだった。その悲鳴のような声に煽られ、マイクはまるでベンを自分のものにするように腰を繰り返し打ち付け続ける。嫌だ嫌だと言う割にはベンの肉壁は情熱的にマイクの剛直を締め付ける。
「あぁ……、は、はッ、クソ、ベン、出すぞ!」
「やぁぁああぁ……!う、ぁ…………、あ……ぁ……」
自分で彼が絶頂を迎えた、そう何秒か遅れて理解したベンは、なぜか多幸感で満たされていく。熱くて苦しくてたまらないのにずっとこうしていたいとすら思う。
「ほら、後ろ向いてくれ」
そう言うマイクに逆らうこともできず、ベンは軽々とひっくり返された。
「まだまだ付き合ってもらうぜ、お望みどおり」
そう低く甘くベンの耳に注ぎ込むと、体格の割に細いベンの腰を上げさせ、尻を突き出す格好にさせた。支配欲が満たされ、マイクは更に興奮してはくはくと収斂を繰り返すベンの後孔にまだまだ元気な己を擦りつけた。ひくり、と反応するのが可愛らしい。
「いくぞ……ふっ、」
「ん、ぁ、あ!う"、あぅ!まい、まいく、や、苦し、はっ!はっ!ばかぁ、イキたい!ァ!ひぃ、ン!も、はぁ、あぁ、イカせろ……っ!んぅ!!」
耐えられず涙を零し振り向いたベンの横顔は暴力的なまでに美しかった。
「ああ、いいぜ……」
そう言ってシーツを握りしめていたベンの手を取り己のペニスを握らせる。
「マイク、まい、ひ、あ!んんッ、あ、は、はっ、はァ!」
マイクは腰を止めることなくベンの手に自らの手を重ねてベンの勃ち上がった自身を自慰のように上下に擦らせる。
「ゃだ、ヒッ、くぅ……、ひ、もうダメ、や、アァぁあ………………っ!!!!!」
マイクは絶頂を迎えて逃げを打つベンの桃色に染まった腰を色が白くなるほど強く掴み、小ぶりなその尻を何度も穿つ。
「ッ!!ぅぐ……は、はぁッ!!!や、ぁまいく、イッた、からぁ!ひ、いや、ぁ、アア!」
「悪い、もうちょっと、ふっ、付き合って、くれ」
「ひぅ、や、やァッ!あ、ンぅ!待っ、許し、て、ゆるして、マイク、ぁア!!」
「ッは、あんた、最高だ……。く、ふッ、は、イクぞ……!」
「ゃあああ、ンぅアっ!ゃ、ダメ、こわ、やぁあ……!!ひぁああアアアア……ッ」
びしゃ、と再びお互い避妊具に精液を吐き出し、好き勝手に扱われ本格的に泣き出してしまったベンをマイクは向かい合わせになるようにして膝に乗せ、涙をキスで拭い抱きしめる。
「ベン、ベン……悪い、ベン……。すまなかった、俺は、あんたを大事にすべきなのに」
「ぁ、ふ、いいんだ、マイク……悪いのは、わたしなんだから。おまえがヘテロだから、やりやすくなるかと、思ったとはいえ、薬なんて……フェアじゃなかった。すまない」
ベンは疲労も見せず気丈に微笑んでそう言い、マイクの肩に頭を預ける。その夜に沈んだみたいな金色の髪を梳いてやり、髭でざらつく頬に何度もキスをする。
「……は、マイク、まだ元気だな……」
「ずっとあんたの中に居たいくらい気持ちいいからな……あんたも、中がうねってる」
「ん……、きもちい…………」
そう言ってマイクは自身を咥えこんでいるベンの小ぶりな尻を煽るように左右に広げ揉む。
「んぁ……、」
「あんたを、もっと、気持ちよくしたい……」
そう自分とベンの指を絡ませてしっかりと握って口付けて言い、マイクは高い鼻梁で甘えたようにベンの顔を擽り、小さく笑ったベンの顔中にキスをしていく。涙で少し辛かった。そうして徐々に唇の位置を下げていく。首筋、喉仏、鎖骨のくぼみ、それから胸、ツンと上を向いて勃ち上がった赤く染まった胸の飾り。その愛らしい乳暈や尖る頂きに何度もキスをしていると、ベンが泣き言を言う。
「そんな、とこ、ふっ……、なに、ぁうう……」
「感じてるな?いいだろ、これも」
そう言ってぴちゃぴちゃと音を立てて乳首を舐めたり吸い上げたりして可愛がっていると、ベンの肉壁がきゅうんとマイクの剛直を締め付ける。いやいやをする様に頭を振ってマイクのがっしりとした肩を弱々しく押そうとするベンの手を捕まえる。そうしてマイクはベンを熱く見つめながら美しい白い指に舌を這わせる。思わずびくりと跳ねたベンに口の端を挙げて笑う。マイクはいつも好ましく思っているベンの二本の指を殊更ゆっくりと口に収め、いやらしく長い舌を絡ませる。そしてベンの中心を口淫するのと同じように咥え、頭を動かす。マイクの唾液でテラテラと光る自分の指を見ていられなくてベンは顔を背けた。指の股を舐められ、熱い息を吐きながら懇願する。
「も、マイク、やだ、それ……離してくれ……んッ」
「どうして。ずいぶん気持ち良さそうじゃないか」
「だか、ら、やだぁ……」
弱々しく哀願しているベンだったが、気づかないうちにマイクの割れた腹筋に肉茎を擦り付け快楽を得ている。それがどうにも愛しくてマイクは顔中から赤くなった肩まで無茶苦茶に口付け、歯を立てた。
「まいく、まい、く……うごいて、くれ、はぁッ、いっしょに、イキた……ぁ、ン!」
「……っ、それ反則だぞ……」
そう言ってマイクはしっかりと二人の指を絡ませながらベンをベッドに沈める。体勢を変えたために体内のマイクが出ていってしまいそうでベンは焦ってその楔の張り出しを締め付ける。
「ぅ、はッ、ベン、ベン……!!」
「ひぁあ……!はあぁ……ンぅ、あ!」
最高級のベッドが軋んだ音を立てるほど二人は激しく腰を振る。マイクのフランキンセンスと噎せ返る程の雄の甘美な匂いにベンの脳は痺れ、大きく開かされた足の指が快感に耐えようとぎゅうと丸くなる。そして二人は舌を絡め合い高みへと向かう。
「ひ、んんっ……やぁあ、くる、くるぅう、も、ぁあ!!マ、イク、マイク!!!」
「はっ、ベン…………!」
「ん、ぁああッ、アあぁっーーーーーー!!」
−−−−−−−−−−
「疲れですね、よくお休みになってください」
「ありがとうドクター」
翌日、マイクに激しく抱かれたせいで身体の節々が痛み、ぼんやりとして眼を潤ませるベンを心配したコナーや秘書にに医者を呼ばれてしまった。なんとか誤魔化し一人になったベンの部屋にマイクがにやにやと笑みを浮かべて入ってきた。
「今日が休日で良かったな」
「まいく……」
「大丈夫か?赤くなってる」
そう言ってベンの目元を触ると大きく身体が跳ねる。
「それで?どうだった?」
そうデリカシーのない事を聞くマイクを咎めること無くベンはふわふわとしながら答える。
「ん……きょうのほうが、きもちいい……。君をかんじるんだ、ぜんしんが。まいく?マイクどうした?おなかでも痛いのか?マイク?マイク?」
今日もホワイトハウスは平和である。
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の続きっぽいやつ
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この一連の出来事はベンがマイクとの情事を夢で見てしまい、それが本人にバレてしまった件から端を発している。今夜を楽しみにしていろ、その言葉通り何をどうしたのかマイクは合衆国大統領の主寝室に押し入り、その主人に不貞を働いている。そし てその主人に対し腹を立てている。それというのも勤務中に大統領命令で食べさせられたゼリーに媚薬が混ぜられていたのだ。それによる化学反応も有り、ベンに音を立て、遺憾ながらむしゃぶりついている。
「おい、ッは、ベン、俺に何を盛ったんだ、言えよ」
獣じみたギラギラと緑に光る瞳でベンを尋問する。
「……っ、わたしは、ただきみがやりやすくなるかと、っふ、思って」
青空を集めたような眼を細めて弁解するベンに、マイクは知らないからな、と吐き捨て総てを喰らい尽くすような口づけをした。
「こんなことをして、あんた処女だろ、酷くされると思わなかったのか」
バツバツと釦を弾きシャツを剥きながら肩に噛み付いてマイクは唸る。しかしベンは艶然と微笑んで嘯く。
「きみが、わたしに、ひどいことができるのかい?」
「っ、……覚悟しとくんだな」
憎まれ口を叩くと、少ない灯りに晒されて光に浮かぶベンの肩を齧り乱暴に彼のスラックスと下着を剥いだ。いたいけに赤く腫れたベンの性器は頭を擡げかけており、マイクは思わず生唾を飲んだ。それから自分の性的魅力がベンに充分に効いていることににやついて、ベッドに投げ出されたままのベンの両手を取り前を開いたシャツを羽織っただけの鍛え上げた自らの身体に這わせる。
「これは今、全部あんたのもんだ」
ベンは堪らず艶のある溜息をついた。それを聞いたマイクは唇を舐めあげると、そのままそのベンの文人らしい手を自らの雄まで誘導する。
「薬のせいだけじゃないぜ、アンタにブチ込みたくてこうなってる」
ベンは赤黒く怒張したそれを震える手でそっと握る。そして小さく息を詰める。
「ど、どうすれば……」
潤んだ眼で見上げられ、マイクはクラクラする頭を叱咤激励してベンの手を握り、そのベンの美しい手に包まれた己の肉棒にローションを垂らし、自分の手を重ね彼の手を上下させる。
「一回、ヌいてくれ、は、ベン……。でなきゃ、ふッ、あんたを抱き殺しちまう」
はっ、と小さく息を吐きベンは覚悟して手をゆるゆると上下させ始める。そうしているとマイクの吐息が甘くなり、眉を顰めて快感を得ている事がはっきりと分かる様になった。この夜の獣みたいな美しい男に、自分は抱かれるのだ。そう実感するとベンの身体中の血液が頭に集まり、興奮で眼に涙が滲む。小さく唾液を飲み込むと、その首に柔く噛みつかれる。
「は……いいぜ、ぁあ……ベン、上手だ」
褒めるように頬にキスをしてやると薄い頬の皮膚を桃色に染めて顔を背ける。それに構わずマイクは腰を振り、絶頂を迎えた自分の精液がベンの柔らかな下腹部を叩くのを見る。それを指ですくいベンの後孔に精液まみれの指を這わせた。
「っん……は、これは、流石に、不敬じゃないの、か」
マイクはべろりと大統領閣下の唇を舐めて言う。
「だが、アンタの望む総てを与えてやるぜ」
そう言ってマイクは汚れた指でベンの秘部を無遠慮に皺を伸ばすように撫で回す。
「どうして欲しい、ベン」
「ぁア、……マイク……!ッは、ぁ……ひ、ぅ、きみの、すきに、してくれ……」
「仰せの通りに」
そうマイクは大仰に言うと従順なベンの震える内腿を撫で、キスを落としながら、大きく開かせる。そしてベンの狭穴にローションが溢れる程注ぎ込んだ。ベンは震えながら悲鳴のような息を吐くしかできなかった。
「指、入れるぞ」
「ぅ、ああっ!や、マイク、……ンぅ!!」
ベンの訴えに応えて少しでも楽にしてやろうとマイクはその喘ぎっぱなしの口にキスをして、すべらかなベンの舌を長いそれで絡め取るように翻弄する。
「んぅ、んっ……は、ぁ、ダメ、だめだまいく……」
「嫌か」
「そうじゃな、こん、ふ、こん、な、こんな、はぁっ……んぅ」
確かに、それはただの性欲処理では済まないような口付けだった。しかし今の二人に止められようもなく、甘いリップ音とぐちぐちと淫らな水音が口内を侵す。その音と快感でベンの秘部も緩み、マイクの指を受け入れて中がうねるように誘う。その誘いに乗ったマイクはベンの腰の下に枕を入れ、白く引き締まった両脚を肩に乗せ陰茎を擦りあげる。そしてお互いの雄にゴムをつける。清廉潔白な大統領の寝台が精液塗れではまずい。マイクはそう考えをなんとか巡らせたのだった。
「ベン、ほらしっかり見て、感じるんだ……あんたのその綺麗な腹が俺のでいっぱいになってくのが夢じゃないってな」
小さく悲鳴を上げたベンはマイク自身をズ、ぐちゅ、といやらしい音を立て自らの体内に受け入れているのを見て目眩がした。ぎゅと目を閉じ羞恥と苦しさを耐えているベンにマイクがその柔らかな枯草色の体毛に守られた下腹部を撫で、甘い声で命令する。
「ベン、しっかり見てろ」
「ゃ、あ……まいく……」
「は、動くぞ」
「……っ!?はぁッ!あ!や、なに、ぅ、ふっ……あ!」
「ふ、ふっ、ベン、アンタ最高だ」
突然深くまで穿たれ、その余りの衝撃にベンは声が上擦る。
「ヒッ!ぅ、や、や、あ!は!あっや、っひ!マイク、まい……ッ!やだぁ!熱い!!あっあっあッ!!」
「はっ、はっ、はっ!ベン、ベン…………!!」
激しく突かれ嬌声が止まらない。マイクに翻弄されるままだった。その悲鳴のような声に煽られ、マイクはまるでベンを自分のものにするように腰を繰り返し打ち付け続ける。嫌だ嫌だと言う割にはベンの肉壁は情熱的にマイクの剛直を締め付ける。
「あぁ……、は、はッ、クソ、ベン、出すぞ!」
「やぁぁああぁ……!う、ぁ…………、あ……ぁ……」
自分で彼が絶頂を迎えた、そう何秒か遅れて理解したベンは、なぜか多幸感で満たされていく。熱くて苦しくてたまらないのにずっとこうしていたいとすら思う。
「ほら、後ろ向いてくれ」
そう言うマイクに逆らうこともできず、ベンは軽々とひっくり返された。
「まだまだ付き合ってもらうぜ、お望みどおり」
そう低く甘くベンの耳に注ぎ込むと、体格の割に細いベンの腰を上げさせ、尻を突き出す格好にさせた。支配欲が満たされ、マイクは更に興奮してはくはくと収斂を繰り返すベンの後孔にまだまだ元気な己を擦りつけた。ひくり、と反応するのが可愛らしい。
「いくぞ……ふっ、」
「ん、ぁ、あ!う"、あぅ!まい、まいく、や、苦し、はっ!はっ!ばかぁ、イキたい!ァ!ひぃ、ン!も、はぁ、あぁ、イカせろ……っ!んぅ!!」
耐えられず涙を零し振り向いたベンの横顔は暴力的なまでに美しかった。
「ああ、いいぜ……」
そう言ってシーツを握りしめていたベンの手を取り己のペニスを握らせる。
「マイク、まい、ひ、あ!んんッ、あ、は、はっ、はァ!」
マイクは腰を止めることなくベンの手に自らの手を重ねてベンの勃ち上がった自身を自慰のように上下に擦らせる。
「ゃだ、ヒッ、くぅ……、ひ、もうダメ、や、アァぁあ………………っ!!!!!」
マイクは絶頂を迎えて逃げを打つベンの桃色に染まった腰を色が白くなるほど強く掴み、小ぶりなその尻を何度も穿つ。
「ッ!!ぅぐ……は、はぁッ!!!や、ぁまいく、イッた、からぁ!ひ、いや、ぁ、アア!」
「悪い、もうちょっと、ふっ、付き合って、くれ」
「ひぅ、や、やァッ!あ、ンぅ!待っ、許し、て、ゆるして、マイク、ぁア!!」
「ッは、あんた、最高だ……。く、ふッ、は、イクぞ……!」
「ゃあああ、ンぅアっ!ゃ、ダメ、こわ、やぁあ……!!ひぁああアアアア……ッ」
びしゃ、と再びお互い避妊具に精液を吐き出し、好き勝手に扱われ本格的に泣き出してしまったベンをマイクは向かい合わせになるようにして膝に乗せ、涙をキスで拭い抱きしめる。
「ベン、ベン……悪い、ベン……。すまなかった、俺は、あんたを大事にすべきなのに」
「ぁ、ふ、いいんだ、マイク……悪いのは、わたしなんだから。おまえがヘテロだから、やりやすくなるかと、思ったとはいえ、薬なんて……フェアじゃなかった。すまない」
ベンは疲労も見せず気丈に微笑んでそう言い、マイクの肩に頭を預ける。その夜に沈んだみたいな金色の髪を梳いてやり、髭でざらつく頬に何度もキスをする。
「……は、マイク、まだ元気だな……」
「ずっとあんたの中に居たいくらい気持ちいいからな……あんたも、中がうねってる」
「ん……、きもちい…………」
そう言ってマイクは自身を咥えこんでいるベンの小ぶりな尻を煽るように左右に広げ揉む。
「んぁ……、」
「あんたを、もっと、気持ちよくしたい……」
そう自分とベンの指を絡ませてしっかりと握って口付けて言い、マイクは高い鼻梁で甘えたようにベンの顔を擽り、小さく笑ったベンの顔中にキスをしていく。涙で少し辛かった。そうして徐々に唇の位置を下げていく。首筋、喉仏、鎖骨のくぼみ、それから胸、ツンと上を向いて勃ち上がった赤く染まった胸の飾り。その愛らしい乳暈や尖る頂きに何度もキスをしていると、ベンが泣き言を言う。
「そんな、とこ、ふっ……、なに、ぁうう……」
「感じてるな?いいだろ、これも」
そう言ってぴちゃぴちゃと音を立てて乳首を舐めたり吸い上げたりして可愛がっていると、ベンの肉壁がきゅうんとマイクの剛直を締め付ける。いやいやをする様に頭を振ってマイクのがっしりとした肩を弱々しく押そうとするベンの手を捕まえる。そうしてマイクはベンを熱く見つめながら美しい白い指に舌を這わせる。思わずびくりと跳ねたベンに口の端を挙げて笑う。マイクはいつも好ましく思っているベンの二本の指を殊更ゆっくりと口に収め、いやらしく長い舌を絡ませる。そしてベンの中心を口淫するのと同じように咥え、頭を動かす。マイクの唾液でテラテラと光る自分の指を見ていられなくてベンは顔を背けた。指の股を舐められ、熱い息を吐きながら懇願する。
「も、マイク、やだ、それ……離してくれ……んッ」
「どうして。ずいぶん気持ち良さそうじゃないか」
「だか、ら、やだぁ……」
弱々しく哀願しているベンだったが、気づかないうちにマイクの割れた腹筋に肉茎を擦り付け快楽を得ている。それがどうにも愛しくてマイクは顔中から赤くなった肩まで無茶苦茶に口付け、歯を立てた。
「まいく、まい、く……うごいて、くれ、はぁッ、いっしょに、イキた……ぁ、ン!」
「……っ、それ反則だぞ……」
そう言ってマイクはしっかりと二人の指を絡ませながらベンをベッドに沈める。体勢を変えたために体内のマイクが出ていってしまいそうでベンは焦ってその楔の張り出しを締め付ける。
「ぅ、はッ、ベン、ベン……!!」
「ひぁあ……!はあぁ……ンぅ、あ!」
最高級のベッドが軋んだ音を立てるほど二人は激しく腰を振る。マイクのフランキンセンスと噎せ返る程の雄の甘美な匂いにベンの脳は痺れ、大きく開かされた足の指が快感に耐えようとぎゅうと丸くなる。そして二人は舌を絡め合い高みへと向かう。
「ひ、んんっ……やぁあ、くる、くるぅう、も、ぁあ!!マ、イク、マイク!!!」
「はっ、ベン…………!」
「ん、ぁああッ、アあぁっーーーーーー!!」
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「疲れですね、よくお休みになってください」
「ありがとうドクター」
翌日、マイクに激しく抱かれたせいで身体の節々が痛み、ぼんやりとして眼を潤ませるベンを心配したコナーや秘書にに医者を呼ばれてしまった。なんとか誤魔化し一人になったベンの部屋にマイクがにやにやと笑みを浮かべて入ってきた。
「今日が休日で良かったな」
「まいく……」
「大丈夫か?赤くなってる」
そう言ってベンの目元を触ると大きく身体が跳ねる。
「それで?どうだった?」
そうデリカシーのない事を聞くマイクを咎めること無くベンはふわふわとしながら答える。
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