お題箱から
http://privatter.net/m/vvsm52
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ベンジャミンは震えるため息をついた。退任後のベンジャミンとマイクの二人は今日、やっと初夜を迎える。厳密に言えば在任中も性的な――周りに隠れて濃厚な口づけを交わしたり、こっそりとお互いの身体を撫で回したり、挙句の果にはお互いの雄を咥えたり、それを共に握り絶頂を迎えたりなどというーー少々お互いの職務に見合わない触れ合いはしていたが、今夜初めて二人は身体で繋がるのだ。
この時が来るのをそれはそれは待ち望んでいたベンジャミンは、ようやっと愛する男を迎え入れるために異物を体内に朝から挿れているのだった。その違和感に耐えながらも、マイクが何気なくベンジャミンをそっと撫でたり、優しく頭にキスされるだけで淡い官能が全身を満たす。今でこんなに感じてしまうのでは夜はどうなってしまうのだろう?そんな期待とわずかな怯えさえベンジャミンの鼓動を甘くときめかせるのだった。
ようやく夜になり、マイクと濃厚な口づけを交わしながらベッドに優しく沈められる。そうして身体中を熱く男らしい少しかさついた手で撫でまわされ、いよいよマイクのものになるのだという期待でベンジャミンは目を潤ませその先へと誘う。だというのに。
マイクは清廉で通っているベンジャミンに似つかわしくないグロテスクなそれを殊更ゆっくりと抜いていく。そしてあろうことかここに及んでまで厭らしくはくりとき蠢く蕾にそっと武人らしい太い中指を挿れ、優しくかき回す。
「うそ、ぁあ……、マイク、いやだ、んぁ、そん……、うぁ、早く、はやく……!」
そんな丁寧すぎて意地悪なマイクを抱え込み、在任中より少し伸ばしたその巻き毛に指を絡め、小さな口づけを繰り返し懇願する、愛しい伴侶の甘く悲痛な言葉に、マイクは困って眉端を下げて言う。
「ベン、あんたを傷つけたくないし、もうずっとずっと堪えてたんだ……、最高の思い出にしてほしい。もう少しだけ待って……」
そうベンジャミンの手のひらに口付け舐めあげながら言い、一度抜いた自らの指にローションを足して再び挿し入れ、その中指でふっくらと快感で膨らんだベンジャミンのふっくらとした前立腺を撫でる。その全てが、ベンジャミンを苦しいほどに追い詰める。
「ひぅアァ!や、ッ!あ!ぁ、そこ、そこだめっ!やぁ、んぁあ……、ぁ、それじゃ、なくてッ!!」
ぽろりと涙を流し甘ったれた声で再度懇願すると、マイクは困ったように笑い、言う。
「俺を受け入れられるくらいになったら、あんたを抱くよ、ダーリン……」
そう言いながら二本目の指を埋める。ぐちぐちといやらしい水音を立てながら指で念入りにかき回し、ベンジャミンを蕩けさせていく。確かに、自分の雄は立派すぎるものなのだった。
「ぁん、ひ、アァ……!やめ、マイク、マイク……!助け、頼む、っアッ!!!……ひぅ、ンぅ!ヒッ、あ!挿れて、お前、の、ンぁッ!挿れて、助け、あぁ!ゃ、やだぁ、んあッ!ァ、あッ!なか、欲しいぃぃ……!!」
限界まで広げ桃色に染まったベンジャミンの両脚はぶるぶると震えてしまっている。その哀れな輝く内ももに口づけてあやすように小さく笑ってからマイクはベンジャミンを軽々とうつ伏せにさせ、腰だけを高く上げさせる。そのあまりに卑猥なポーズをとらされても異議を唱えられないほどベンの頭は白く蕩け出してしまっていた。
ああ、ようやく願いが叶う、愛しいマイクを受け入れるのだ。そううっとりと考えていたベンジャミンの思いはあっさりと裏切られる。事もあろうにマイクはすっかり熟したベンジャミンの秘部を熱い舌で舐め上げる。
「ぁああああッ!そんな、そんな、ことするなぁッ……!!」
その言葉をさらりと無視してベンジャミンの淫靡に開いた穴に尖らせた長く大きい舌をねじ込んだ。熱くぬめるそれを迎え入れるのは初めての感覚で、羞恥と背徳感と、とんでもない被属感から来る官能で身悶えして逃げようとするのにマイクはベンジャミンの艶めかしいほっそりとした腰に指の痕が残るほど掴み離さない。
「ぅああッ!ひッ!嘘、うそだろまいく、そんなと、こ、やめろッ!アアアアアっ!!!!」
「ん、……ベン、ベン……分かるか?あんたのここ、俺に、絡みついて、っ、たまらない……」
舌を秘部から引き抜きそう切羽詰まった声で唸るマイクは四本目の指を挿し入れ、安々と広げる。
「マイク……!助け、頼む、っアッ!!!……ひぅ、あっ、あ!いやだ、からだが、ぅ!っァ、嫌、っおかし、んだ、まいく、まぃ……!助けて、まいく……ッ!だめ、だめッ……、腰、ひッ!びりびりす、ぅあああ……。んぁ、ぃや、だあっ!んっマイク、はやく、はやく犯してっ……!!!」
腰や脚ををかわいそうなほどにぶるぶると震わせながら告げるベンジャミンのあまりに直接的な懇願に舌なめずりをし、獰猛な瞳でうなじに噛みつきながら熱い息を吐く。
再びお互いが目を合わせられるようにマイクはベンジャミンを抱きかかえると、ごつッ、とお互いの骨がぶつかるような音を立てるほどマイクは己の脈打つ雄で狭隘の限界までベンジャミンの処女を貫いた。
「ッ、アァ!!っひ、はァッ、は、はっはぁあああ……!」
嬌声をあげ、朦朧とした瞳で意識を飛ばしかけているベンジャミンの頬をマイクは慌ててぺちぺちと叩く。
「ベン、ベン、大丈夫か?」
自信に満ちたい冷静なつもの瞳と違うっとりとした焦点の定まらない目で、何時になく甘い声でベンジャミンは言う。
「すごい……こんな、ぁあ、マイク、まいく……」
そうして二人はベッドに沈み、ベンジャミンは自分の指と手をマイクの首に回し、お互いの香りが混ざりあっているのが解るほど近くで口づけするように囁く。
「もっと教えてくれ……、どれだけ二人で、んぅ……、気持ちよくなれるのか、マイク……。愛してる……」
「クソ、あんた……質悪いぞ……!!!」
ベンジャミンは迎え入れている長大なそれに苛まれつつも少年のように笑って尋ねる。
「んぅ……、はぁっ、そんな、私は、っふ、んぅ……嫌いか?」
「何言ってんだ、世界中に叫びまわりたい、あんたらの信仰してる、ベンジャミン・アッシャーは俺のもので……、最高にいやらしいって」
そう言うとマイクは少しざらざらしたベンジャミンの喉仏に情熱的に口づけてうっとりと言う。
「ぁあ……想像してた通りだ、俺だけの……!!何度あんたの腹の中を想像してたと思ってるんだ……!」
そう興奮して熱く情熱的な声で耳に注ぎ込まれて、再び灼熱の楔の官能に苛まれているベンジャミンは叫ぶように言う。
「早くっ……はやく動け、まいく、はやく、しろッ!!!ーーーーーんぅあッ!ひぁああ!ぁう、そんっひぁああ!んアァ、まい、マイクぅうああ゛!ッや、んアァああああぁ……!あ、マイク、まいくっ!ぁぁああッ」
「はっ、はっ、あんた、どうなってんだ、……ッ!」
そう呻きベンジャミンのうねる媚肉に持って行かれそうになりつつも長年開発し今や赤く熟した、いつもなら桃色をして柔らかい乳首を吸い上げ、ベンジャミンのヴィーナスの与えたくぼみのある腰を回し、そこが蕩けるまで刺激する。
「ふうぅう……んっ!あ!あ!!ゃアァッ!!」
「っ、は、キツいか、ベン……?」
そう気遣う声ももうベンジャミンには届かない。
「あ、あっ!んぁあ、マイク、まいくッ……、そぇ、ぁう!いぃ、ぁう、悦いっ……ァッ!ッおっ、奥っ、すご、んぁ、マ、い、まいくぅ……!!」
それを聞き目の前に星が舞いチカチカするほどに興奮して、再び限界まで押し入る。そしてスキン越しなのにベンジャミンの体内を全て満たしかと思うほど欲望をぶち撒けた。そうして二人を稲妻が落ちたような甘い甘い絶頂を迎えた。
ベンジャミンの隣に転がり落ち、ベンジャミンの頬を慈しみに満ちた指の背で撫でる。そんな優しい仕草にさえ官能を煽られつつもベンジャミンはかけがえのないパートナーに少し掠れた声でうっとりと言う。
「……この時を何度も何度も夢見ていたよ、マイク」
「俺だって……。夢に勝てたかな?」
おどけて言う伴侶にベンジャミンは小さく笑みを漏らして続ける。
「もちろん……。それに、こんなにしあわせに、なるなんて、思っても、みなかった……。愛してる、マイク」
そう微笑むと、眼からぽろりと涙がこぼれた。
「おれも、俺もあいしてるよ……愛してる、ベン」
その美しい涙と言葉だけで強烈な快感に苛まれ、背を丸めてその甘美な痺れをベンジャミンはびくびくとやり過ごそうとしている。そんな健気な姿に煽られ、ベンジャミンを組み敷く。そうして赤く誘う少しとがったきれいな耳を舌で撫で上げ、吸い付き軽く歯を当てる。それだけで先ほどまで、これ以上ないほど奥に挿れられ絶頂を迎えた身体は、流れる涙が止まらないほどの快感を呼び起こされてしまう。理性など、とっく無くなってしまっていた。
「んっ、はふ、……んん!も、しつこ……ア!」
「でもいいんだろ?」
「そ……だけ、ど、ぅンッ」
小さく喘ぎながら言うベンジャミンを腕に閉じ込めたマイクは、目の前にある首筋から肩、鎖骨に所有の赤い証を刻んでゆく。それはピリリとした感覚だったが、痛みよりも歓びが優った。
「マイク、まいく、無理、もう欲しい……ッ」
「了解……」
そうギラギラした眼で言うと、ベンジャミンの腰の下に枕を入れる。
「脚を抱えて」
唯一自分に命令する男の言うままに太腿に手を添え、中心を見せつけるかのように大きく開く。ベンジャミンは被虐感と眼が回るほどの羞恥を覚えたその感覚は、信じられないほどの快楽を引き出すばかりであった。
淫靡な肉門にマイクの剛直が当たり、歓喜で波打つのを感じる。
ベンジャミンは一気に貫かれて叫び声のような喘ぎを出す。
「あ、あ、深、んァ!あ、ぁッそれ好き、んあ!好きっ、まいくすき……、好きっ」
涙を零しながらそう言うと、マイクはベンジャミンの耳元で官能的なため息をつく。
「んゃああああッ!!」
何度めかもう判らない絶頂で身体が痙攣してしまう。そんなベンジャミンをマイクはきつく抱きしめながらその精を搾り取るような狭隘から溢れるほどに己の白濁で満たした。
挿し込む朝日が眩しくてベンジャミンは眼を覚ました。いつの間にか眠っていたらしい。家中の甘く香ばしい香りが空腹を刺激する。
「おはよう、スウィーティ」
マイクがベッドまで迎えに来て額にそっと口付けてくれる。
「おはよ、何?すごくいい匂い……」
そうベンジャミンはマイクに訪ねてベッドから降りようとした。しかし。
「んぁ」
おかしな声を出してベンジャミンは足が砕けて床に膝をついてしまう。
「ベン!」
「ぁ、まいく、なんで、立てない……」
真っ赤な顔で見上げられ、マイクは愛しさで全身が一杯になってしまう。ぐっとすくい上げてベンジャミンを再びベッドに横たえ両頬にキスを落として言う。
「無茶させたから今夜はあんたを舐めまわすだけにするよ」
それに身体がゾクゾクしてしまったがどうにか堪えて薄い唇を子供のように尖らせる。
「この性欲おばけめ……」
「ふは、お互い様!」
そう言って二人はアップルパイよりも甘いとろけるような口付けを交わしたのだった。
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ベンジャミンは震えるため息をついた。退任後のベンジャミンとマイクの二人は今日、やっと初夜を迎える。厳密に言えば在任中も性的な――周りに隠れて濃厚な口づけを交わしたり、こっそりとお互いの身体を撫で回したり、挙句の果にはお互いの雄を咥えたり、それを共に握り絶頂を迎えたりなどというーー少々お互いの職務に見合わない触れ合いはしていたが、今夜初めて二人は身体で繋がるのだ。
この時が来るのをそれはそれは待ち望んでいたベンジャミンは、ようやっと愛する男を迎え入れるために異物を体内に朝から挿れているのだった。その違和感に耐えながらも、マイクが何気なくベンジャミンをそっと撫でたり、優しく頭にキスされるだけで淡い官能が全身を満たす。今でこんなに感じてしまうのでは夜はどうなってしまうのだろう?そんな期待とわずかな怯えさえベンジャミンの鼓動を甘くときめかせるのだった。
ようやく夜になり、マイクと濃厚な口づけを交わしながらベッドに優しく沈められる。そうして身体中を熱く男らしい少しかさついた手で撫でまわされ、いよいよマイクのものになるのだという期待でベンジャミンは目を潤ませその先へと誘う。だというのに。
マイクは清廉で通っているベンジャミンに似つかわしくないグロテスクなそれを殊更ゆっくりと抜いていく。そしてあろうことかここに及んでまで厭らしくはくりとき蠢く蕾にそっと武人らしい太い中指を挿れ、優しくかき回す。
「うそ、ぁあ……、マイク、いやだ、んぁ、そん……、うぁ、早く、はやく……!」
そんな丁寧すぎて意地悪なマイクを抱え込み、在任中より少し伸ばしたその巻き毛に指を絡め、小さな口づけを繰り返し懇願する、愛しい伴侶の甘く悲痛な言葉に、マイクは困って眉端を下げて言う。
「ベン、あんたを傷つけたくないし、もうずっとずっと堪えてたんだ……、最高の思い出にしてほしい。もう少しだけ待って……」
そうベンジャミンの手のひらに口付け舐めあげながら言い、一度抜いた自らの指にローションを足して再び挿し入れ、その中指でふっくらと快感で膨らんだベンジャミンのふっくらとした前立腺を撫でる。その全てが、ベンジャミンを苦しいほどに追い詰める。
「ひぅアァ!や、ッ!あ!ぁ、そこ、そこだめっ!やぁ、んぁあ……、ぁ、それじゃ、なくてッ!!」
ぽろりと涙を流し甘ったれた声で再度懇願すると、マイクは困ったように笑い、言う。
「俺を受け入れられるくらいになったら、あんたを抱くよ、ダーリン……」
そう言いながら二本目の指を埋める。ぐちぐちといやらしい水音を立てながら指で念入りにかき回し、ベンジャミンを蕩けさせていく。確かに、自分の雄は立派すぎるものなのだった。
「ぁん、ひ、アァ……!やめ、マイク、マイク……!助け、頼む、っアッ!!!……ひぅ、ンぅ!ヒッ、あ!挿れて、お前、の、ンぁッ!挿れて、助け、あぁ!ゃ、やだぁ、んあッ!ァ、あッ!なか、欲しいぃぃ……!!」
限界まで広げ桃色に染まったベンジャミンの両脚はぶるぶると震えてしまっている。その哀れな輝く内ももに口づけてあやすように小さく笑ってからマイクはベンジャミンを軽々とうつ伏せにさせ、腰だけを高く上げさせる。そのあまりに卑猥なポーズをとらされても異議を唱えられないほどベンの頭は白く蕩け出してしまっていた。
ああ、ようやく願いが叶う、愛しいマイクを受け入れるのだ。そううっとりと考えていたベンジャミンの思いはあっさりと裏切られる。事もあろうにマイクはすっかり熟したベンジャミンの秘部を熱い舌で舐め上げる。
「ぁああああッ!そんな、そんな、ことするなぁッ……!!」
その言葉をさらりと無視してベンジャミンの淫靡に開いた穴に尖らせた長く大きい舌をねじ込んだ。熱くぬめるそれを迎え入れるのは初めての感覚で、羞恥と背徳感と、とんでもない被属感から来る官能で身悶えして逃げようとするのにマイクはベンジャミンの艶めかしいほっそりとした腰に指の痕が残るほど掴み離さない。
「ぅああッ!ひッ!嘘、うそだろまいく、そんなと、こ、やめろッ!アアアアアっ!!!!」
「ん、……ベン、ベン……分かるか?あんたのここ、俺に、絡みついて、っ、たまらない……」
舌を秘部から引き抜きそう切羽詰まった声で唸るマイクは四本目の指を挿し入れ、安々と広げる。
「マイク……!助け、頼む、っアッ!!!……ひぅ、あっ、あ!いやだ、からだが、ぅ!っァ、嫌、っおかし、んだ、まいく、まぃ……!助けて、まいく……ッ!だめ、だめッ……、腰、ひッ!びりびりす、ぅあああ……。んぁ、ぃや、だあっ!んっマイク、はやく、はやく犯してっ……!!!」
腰や脚ををかわいそうなほどにぶるぶると震わせながら告げるベンジャミンのあまりに直接的な懇願に舌なめずりをし、獰猛な瞳でうなじに噛みつきながら熱い息を吐く。
再びお互いが目を合わせられるようにマイクはベンジャミンを抱きかかえると、ごつッ、とお互いの骨がぶつかるような音を立てるほどマイクは己の脈打つ雄で狭隘の限界までベンジャミンの処女を貫いた。
「ッ、アァ!!っひ、はァッ、は、はっはぁあああ……!」
嬌声をあげ、朦朧とした瞳で意識を飛ばしかけているベンジャミンの頬をマイクは慌ててぺちぺちと叩く。
「ベン、ベン、大丈夫か?」
自信に満ちたい冷静なつもの瞳と違うっとりとした焦点の定まらない目で、何時になく甘い声でベンジャミンは言う。
「すごい……こんな、ぁあ、マイク、まいく……」
そうして二人はベッドに沈み、ベンジャミンは自分の指と手をマイクの首に回し、お互いの香りが混ざりあっているのが解るほど近くで口づけするように囁く。
「もっと教えてくれ……、どれだけ二人で、んぅ……、気持ちよくなれるのか、マイク……。愛してる……」
「クソ、あんた……質悪いぞ……!!!」
ベンジャミンは迎え入れている長大なそれに苛まれつつも少年のように笑って尋ねる。
「んぅ……、はぁっ、そんな、私は、っふ、んぅ……嫌いか?」
「何言ってんだ、世界中に叫びまわりたい、あんたらの信仰してる、ベンジャミン・アッシャーは俺のもので……、最高にいやらしいって」
そう言うとマイクは少しざらざらしたベンジャミンの喉仏に情熱的に口づけてうっとりと言う。
「ぁあ……想像してた通りだ、俺だけの……!!何度あんたの腹の中を想像してたと思ってるんだ……!」
そう興奮して熱く情熱的な声で耳に注ぎ込まれて、再び灼熱の楔の官能に苛まれているベンジャミンは叫ぶように言う。
「早くっ……はやく動け、まいく、はやく、しろッ!!!ーーーーーんぅあッ!ひぁああ!ぁう、そんっひぁああ!んアァ、まい、マイクぅうああ゛!ッや、んアァああああぁ……!あ、マイク、まいくっ!ぁぁああッ」
「はっ、はっ、あんた、どうなってんだ、……ッ!」
そう呻きベンジャミンのうねる媚肉に持って行かれそうになりつつも長年開発し今や赤く熟した、いつもなら桃色をして柔らかい乳首を吸い上げ、ベンジャミンのヴィーナスの与えたくぼみのある腰を回し、そこが蕩けるまで刺激する。
「ふうぅう……んっ!あ!あ!!ゃアァッ!!」
「っ、は、キツいか、ベン……?」
そう気遣う声ももうベンジャミンには届かない。
「あ、あっ!んぁあ、マイク、まいくッ……、そぇ、ぁう!いぃ、ぁう、悦いっ……ァッ!ッおっ、奥っ、すご、んぁ、マ、い、まいくぅ……!!」
それを聞き目の前に星が舞いチカチカするほどに興奮して、再び限界まで押し入る。そしてスキン越しなのにベンジャミンの体内を全て満たしかと思うほど欲望をぶち撒けた。そうして二人を稲妻が落ちたような甘い甘い絶頂を迎えた。
ベンジャミンの隣に転がり落ち、ベンジャミンの頬を慈しみに満ちた指の背で撫でる。そんな優しい仕草にさえ官能を煽られつつもベンジャミンはかけがえのないパートナーに少し掠れた声でうっとりと言う。
「……この時を何度も何度も夢見ていたよ、マイク」
「俺だって……。夢に勝てたかな?」
おどけて言う伴侶にベンジャミンは小さく笑みを漏らして続ける。
「もちろん……。それに、こんなにしあわせに、なるなんて、思っても、みなかった……。愛してる、マイク」
そう微笑むと、眼からぽろりと涙がこぼれた。
「おれも、俺もあいしてるよ……愛してる、ベン」
その美しい涙と言葉だけで強烈な快感に苛まれ、背を丸めてその甘美な痺れをベンジャミンはびくびくとやり過ごそうとしている。そんな健気な姿に煽られ、ベンジャミンを組み敷く。そうして赤く誘う少しとがったきれいな耳を舌で撫で上げ、吸い付き軽く歯を当てる。それだけで先ほどまで、これ以上ないほど奥に挿れられ絶頂を迎えた身体は、流れる涙が止まらないほどの快感を呼び起こされてしまう。理性など、とっく無くなってしまっていた。
「んっ、はふ、……んん!も、しつこ……ア!」
「でもいいんだろ?」
「そ……だけ、ど、ぅンッ」
小さく喘ぎながら言うベンジャミンを腕に閉じ込めたマイクは、目の前にある首筋から肩、鎖骨に所有の赤い証を刻んでゆく。それはピリリとした感覚だったが、痛みよりも歓びが優った。
「マイク、まいく、無理、もう欲しい……ッ」
「了解……」
そうギラギラした眼で言うと、ベンジャミンの腰の下に枕を入れる。
「脚を抱えて」
唯一自分に命令する男の言うままに太腿に手を添え、中心を見せつけるかのように大きく開く。ベンジャミンは被虐感と眼が回るほどの羞恥を覚えたその感覚は、信じられないほどの快楽を引き出すばかりであった。
淫靡な肉門にマイクの剛直が当たり、歓喜で波打つのを感じる。
ベンジャミンは一気に貫かれて叫び声のような喘ぎを出す。
「あ、あ、深、んァ!あ、ぁッそれ好き、んあ!好きっ、まいくすき……、好きっ」
涙を零しながらそう言うと、マイクはベンジャミンの耳元で官能的なため息をつく。
「んゃああああッ!!」
何度めかもう判らない絶頂で身体が痙攣してしまう。そんなベンジャミンをマイクはきつく抱きしめながらその精を搾り取るような狭隘から溢れるほどに己の白濁で満たした。
挿し込む朝日が眩しくてベンジャミンは眼を覚ました。いつの間にか眠っていたらしい。家中の甘く香ばしい香りが空腹を刺激する。
「おはよう、スウィーティ」
マイクがベッドまで迎えに来て額にそっと口付けてくれる。
「おはよ、何?すごくいい匂い……」
そうベンジャミンはマイクに訪ねてベッドから降りようとした。しかし。
「んぁ」
おかしな声を出してベンジャミンは足が砕けて床に膝をついてしまう。
「ベン!」
「ぁ、まいく、なんで、立てない……」
真っ赤な顔で見上げられ、マイクは愛しさで全身が一杯になってしまう。ぐっとすくい上げてベンジャミンを再びベッドに横たえ両頬にキスを落として言う。
「無茶させたから今夜はあんたを舐めまわすだけにするよ」
それに身体がゾクゾクしてしまったがどうにか堪えて薄い唇を子供のように尖らせる。
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